コンテストの問題点について
カクヨムだけに限った事では無いが、Web小説のコンテストには少し問題があると思う。
誰でも参加出来るメリットがある一方で、だからこそ作品の出品数が多くなってしまう。そうなると主催者側が全ての作品をチェックするのは非現実的なので、事前にある程度ふるいに掛ける必要が出て来る。
その際に読者選考と呼ばれる、読者に人気のある作品を抽出し、残った作品を主催者側でチェックするという選考システムである。
これ自体は何も間違ってはいないのだが、本当に読者に人気のある作品が集まるのだろうか?
クラスターを形成してお互いを評価しあう事で、読者選考をすり抜けれてしまうのではないか? 本当に面白い作品が埋もれてしまうのではないか? 現にTwitterでもそう言った話題をたまに見かける。
更にクラスター×複垢すれば評価を一気に伸ばすことが出来てしまう。
運営もそんな事は勿論分かっていて、定期的にBANしたりはしているようだが、イタチごっこで今後もこれは無くならないだろう。
有料カクヨムコンテストなんてどうでしょう?
そこで本気で作家を目指している方たちの為に有料カクヨムコンテストを別途開催してはどうだろうか?
大体10万字の長編を読むのに6時間掛かると言われている。当然それだけの労力が掛かる訳なので、参加費は10000円位。その変わり、参加者には主催者側からの論評が必ず貰えるようなサービスを付加。
本気で書籍化を目指している方なら、ダメだとしても、主催者側からアドバイスが貰えるのであれば、決して高い金額ではないと思う。
主催者側としても赤字にならない金額設定を行えばWinWinだと思うのだがいかがだろうか。
こんな事は過去にもやっているのかな? ふとそんな事を帰宅時の電車で思いついたので書いてみた。
ちなみに私はプロを目指してるわけでも無いし、その素養が無い事は十分自覚している。
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